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2007年12月 2日 (日)

ヒマラヤトレッキング ゴーキョピークへ

今年も10月21日から11月20日にかけて1ヶ月間、ネパールへ行ってきた。

いい大人が1ヶ月もの間休みを取るというのは難儀なもので、この前後は毎年の事ながら公私共に慌しい。おかげで長いことブログが休止状態になってしまった。

ようやく余裕が出てきたので更新。ホームページまではなかなか手が進まない。

今回のトレッキングは、ネパールで一緒にビジネスをやっている(カラパタールの)方が最近現地でトレッキング会社を設立したので、そのツアーに参加させていただく形で一緒に歩いてきた。

今回初めて成田からでなく、関空を利用した。ここからの便だと夜中に出発するので、翌朝のカトマンズ行きの便にそのまま乗り換えができ、その日のうちにネパールへ行けるのだ。

時間が無い場合は便利だと思う。まあ僕の場合は1ヶ月もあるし、夜の飛行機は眠れないし、関空へ行く手間とコストを考えるとどっちもどっちなのだが。

カトマンズに着いた翌日にはもうトレッキング出発。なんだかネパールへ来ている気が全然しない。

Dsc_0005_450_2Dsc_0026_470  カトマンズの空港から飛行機でルクラへ。雲が多く出発まで大分待ったが、無事に辿り着いてひと安心。

ルクラから緩やかな降り道を歩き、タドコシという川沿いの宿で宿泊。飛行機でいきなり2500m付近まで上がったせいかちょっと息苦しい。

翌日はチュモアというところまで。一般的にはずっと先のナムチェまで行ってしまうのだが、高度順応出来ない人が多いため、あえてナムチェの手前で2泊するのだ。そうすると、3440mのナムチェはだいぶ楽に登れ、その先も楽になる。

Dsc_0070_428Dsc_0078_434  でも歩く時間が短いために、だいぶ暇をもてあましてしまうが。

チュモアの先でパーミットを取得し、川沿いに歩いて断崖にかかるおっかない橋を渡ると急な登りが続く。途中からエベレストが初めて顔を出した。

Dsc_0110_364Dsc_0130_382  延々と長いのぼりを登りきったところに、突然ナムチェの大きな町が開ける。

ここはナムチェバザールという周辺の地方からの交易の中心地で、さらにエベレストの登山口、トレッキングの出発地として大きくなった町だ。車ももちろん入れず飛行機を使わず歩いたらカトマンズから10日はかかる場所なのに、場違いなほどに発展していた。

Dsc_0197_335Dsc_0221_354  インターネットは使えるし、携帯電話も普通に使えるのだ。道を歩くチベット人が、頭に重たい荷物を抱え、ヤクを誘導しながら携帯電話を使っているのには驚いた。

ナムチェからは比較的フラットな道をエベレスト方面に歩く。エベレスト、ローツェ、アマダブラム、カンテガ、タムセルクを見渡しながらの歩行は気持ちがいい。夕方になると雲が出始めるのは仕方が無いか。

僕は5年前に同じ道を歩いたが、道はあまり変わっていなかった。キャンジュマというところで以前歩いたカラパタールへの道と別れ、初めて歩くゴーキョへの道へ入っていく。

Dsc_0248_289Dsc_0262_299  モン・ラという峠を越え、急な下り坂を川まで降りたポルテテンガで宿泊。とても寒く、水は凍っていた。

翌日は対照的に暑い。日差しがあると無いとでは段違いの差があった。

Dsc_0286_315Dsc_0294_270   この辺りから周囲の木は無くなり、荒涼とした世界が広がってくる。

この後ドーレ、マッチェルモ、パンカと標高こそ上がっているものの同じような景色の場所を歩き続けた。

Dsc_0310_226Dsc_0355_261  実はこの辺りで僕は風邪を引いてしまい、高度障害と相俟って結構ひどい症状になってしまったのだが、ゴーキョの手前辺りで不思議と調子が良くなってしまった。高度順応がうまくいったからなのだろうか?

パンカから氷河の先端を抜け、カラパタールへ向かうチョーラ・パスへの分岐を過ぎると、いきなり幅100mくらいの湖が現れた。こんなところに場違いだと思ったが、聞けば氷河が溶けてできたものらしい。

ゴーキョはその湖に面した場所にある。立派なロッジも幾つか見える。最近のものらしい。

Dsc_0396_221Dsc_0424_128  そこの一つに部屋を借り荷物を置いて、そのままゴーキョピークを目指すことになった。当初翌朝早朝に向かう予定だったのだが、とても寒く、スケジュールにも無理が生じたので比較的元気で寒くない今日のうちにアタックすることに急遽決まったのだ。

Dsc_0438_139Dsc_0459_154  やはり5000mを超えると、足が重くなり簡単な山に見えてもなかなか辿り着かない。ようやく登頂したのは午後4時半頃だった。

ゴーキョピークからの景色はそれはもう絶景。一切の雲や霞も無くエベレストも綺麗に見えていた。

Dsc_0496_183Dsc_0493_181   カラパタールほどの迫力は無いが、スケールではこちらの方が上だろう。

陽が傾いてくると、周辺の山は紅く輝きだす。雪のあまり積もっていないエベレストは、宝石のように光り輝いて見えた。

Dsc_0507_194Dsc_0518_067 陽が沈み終わると、不思議なことに空が一面に紫とピンクに染まった。どういう光の具合なのか判らないが、5000mを超える高山帯に限られて見られる珍しい現象らしい。僕たちはラッキーだったのかもしれない。

Dsc_0527_074Dsc_0553_097  ゴーキョピークまでの帰り道、それまで風邪気味で食欲が無くあまり食べられなかったのが祟ったのか、全身が極度の疲労感に襲われてしまった。降り道だから良かったものの、ちょっとでも登りがあったらどうなっていたことか。宿に付いたときには入口にへたり込み、しばらく動くことが出来なかった。こんな事があり、来年からはツアーは1日追加しようということになった。

Dsc_0602_054Dsc_0590_043  帰りは早かった。9日かけて登ったゴーキョは、たった3日でルクラまで戻ってきてしまった。

カトマンズに着いた翌日、治ったと思っていた風邪が急に再発。日本食を食べていたら、急に気分が悪くなり、貧血で倒れてしまった。本当に危うく気を失いかけた。

自分でも訳が判らずひどくなっていき、とうとう現地の診療所で診てもらうことになった。

Dsc_0644_004Dsc_0628_022   幸いただの風邪で済んだのだが、トレッキングの疲れが溜まっていたから酷くなったらしい。歩いている際は気が張っているので酷くはならなかったが、気が抜けたのだろうということだった。そんなものだろうか。もうちょっと遅かったら肺炎になっていたそうだ。

Dsc_0591_044Dsc_0648_007  トレッキング中、現地では確かに風邪が流行っていた。これは初めてで想定外だったのだが、考えてみればよくあることだろう。次回からはうがい薬とマスクは持って行こうと思った。

おかげで今回、パソコンを持って行ったのでポカラでのんびりと仕事をしようという計画が水の泡に。残り2週間弱ずっとカトマンズに滞在し、毎年の恒例のように帰国間際にドタバタしてしまい、あまりネパールに行った気がしない旅になってしまった。

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管理人のホームページ

「Distance of Trekking」

http://www.geocities.jp/ddngj018/

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ネパール・ヒマラヤ雑貨専門店「カラパタール」

http://nepalzakka.sakura.ne.jp/

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