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2008年10月 4日 (土)

北アルプス 槍ヶ岳~穂高岳縦走 2日目

Soh_0033_092 朝食は朝5時。白馬の方は6~7時頃だったので、思いのほか早かった。おかげで朝6時には出発することが出来た。

天気は快晴で空は明るいのだが、谷間なので寒い日陰の登山道を歩く。15分ほど登ったところに旧槍沢ロッジの跡がある。ここは度々雪崩が起きて小屋が潰されていたので、今の場所に移ったのだそうだ。今はテント場になっている。

Soh_0036_095 さらに30分ほど登ったのところで太陽が顔を出す。それまで肌寒かったのが、急に暑くなってきた。丁度この辺りから森林限界になってきて、視界も開けてきた。蝶ヶ岳、常念岳も良く見える。

汗をかきながらひたすら登る。天狗原へ行く分岐を過ぎて道は急坂に変わる。天狗原から今日の宿泊地南岳小屋へ行く方が近いのだが、やはりせっかく槍に来たし時間的にも余裕があるので僕は槍を目指す。

Soh_0043_101 だがここからがキツかった。とにかく嫌になるほど単調で急な上り坂で、目の前に槍ヶ岳と槍ヶ岳山荘は見えているのになかなか近づかない。

ゆっくりと登って11時半にようやく槍ヶ岳山荘到着した。

Soh_0054_112 槍沢ロッジから5時間半。近くに感じたがやっぱり遠かった。

上高地からここまで1日で歩くプランがガイドに紹介されているが、相当な体力を持った大学生レベルの人でない限り真似するべきではない。とてもじゃないが僕には無理だ。

あまりに疲れていたので10分ほど身動きできず、空腹だったので先に昼食にした。槍沢ロッジのお弁当は五目チラシだった。酢でシメたご飯が疲れた体に丁度いい。

Soh_0056_114_2Soh_0055_113_2 槍ヶ岳山荘は槍ヶ岳のすぐ下の狭い稜線に建てられた山小屋で、こんな場所にも関わらず収容人数はかなりの多さだ。何度か泊まったことがあるのだが、よくもまあこんな場所に建てられたものだなあといつも感心する。ここからの朝と夕方の風景は正に絶景だ。

一息ついたら、カメラと水だけ持って槍ヶ岳へアタック。下から見ると有り得ないような岩場をクサリとハシゴで登っていくのだが、不思議とそんなに怖くない。強いて言えば最後の長い2段のハシゴくらいだろうか。そこは流石に高度感はあった。

Soh_0059_117Soh_0062_120  空いていたのであっけなく槍ヶ岳(3.180m)頂上へ。それでも7、8人くらい人は来ていた。快晴だったのでそれはもう360度遮るものがない素晴らしい景色が広がっていた。北は立山、南は穂高~乗鞍、東は常念の先に浅間山、西は笠ヶ岳。はるか先に南アルプスや富士山も見える。

Soh_0066_124 先端には祠があるが、これは落雷を防ぐために釘は一本も使われていないのだそうだ。

このとき偶然東鎌尾根から2人組が登って来たのには驚いた。

この尾根は道がなく、途中でビバーク(野宿)しなければならず、垂直の絶壁をも登らなければならない最難関のルートで、何人もの遭難者を出している場所なのだ。このルートを15キロくらいのザックを背負って登って来たのだからこの2人、只者ではない。

Soh_0072_129Soh_0085_142  さらに関西の女子大生3人組も凄かった。3人で白馬からずっと、テント泊で歩き続けているのだそうだ。この日で10日目。上高地へ行くそうだがあと何日かかけて歩くらしい。僕も以前はそんな夢も持っていたが、今はちょっと自信がない。体力の無さを思い知ってしまう。

槍ヶ岳山荘に戻り一息ついた後、ザックを背負って南岳を目指して南下。ここからは縦走路なので比較的楽だ。気持ちのいい尾根歩きがしばらく続く。

Soh_0095_151Soh_0086_143  中岳(3.084m)を過ぎた辺りから少しガスが出始める。岐阜側は見えなくなるが信州側はクリアなので問題は無い。

が、この辺りから左足の膝が痛み出してきた。勤めてゆっくり歩いたのだが、南岳(3.032m)に着く頃には曲げることも辛くなってきていた。

Soh_0093_149 南岳のすぐ下には南岳小屋があったのでひどくなる前に荷物を降ろすことが出来たのだが、翌日が心配になってきた。

ここで知り合った登山者と話したら、普通は槍沢ロッジから南岳に来る場合は、やはり天狗原から登ってくるのだそうだ。槍ヶ岳経由では、時間的には大丈夫だが、体力的には結構大変なルートらしい。そんなの知らなかった僕は、つい無理をして行ってしまい、足を壊したわけだ。

さらに体力的にもギリギリだったようで、夕食の直前に急に気持ちが悪くなってしまい、吐き気で食事があまり喉を通らなくなってしまった。隣の人に話したらそれは水の飲みすぎではないか、との事。確かにこの日だけで3リットルは水を飲んだ(スポーツ飲料を混ぜて)。でも脱水症状はもっと危ないし、どんなものなんだろう。

おかげで食事の後はすぐに寝込んでしまい、夕日の撮影や談話室での楽しみが無くなってしまった。夕日はあまり綺麗じゃなかったそうだが、やはり名残惜しい。この日は夕方5時過ぎには寝込んで、翌朝5時まで、約12時間は布団に入っていた。

3日目へ続く。

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