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2010年4月 9日 (金)

白馬岳~白馬鑓温泉トレッキング 2日目

翌朝、やはり雨。それどころか強い風も吹いている。この日は白馬鑓ヶ岳経由で鑓温泉まで歩く。晴れていれば白馬岳山頂にも行きたかったが、今回はキャンセル。

風ならまだしも霧に巻かれたら終わりなので気をつけて歩くことにする。不帰キレットへ行く訳ではないのでまあ気楽なものだが。

横殴りの雨の中、ひたすら尾根伝いに歩く。顔に当たる雨が忌々しい。

同じコースを歩く老夫婦がいたので、抜きつ抜かれつ離れないように歩いていった。こういうのも何かあったときのための遭難を防ぐちょっとした知恵だ。

途中、なんと雷鳥の親子に出くわした。たまたまだと思うが、僕たちが歩いていく道の上をずっと先導するように逃げていく。ずっと僕たちが追いかけていくような形だ。白馬鑓ヶ岳山頂付近まで付いていったので、まるで霧の中僕たちを案内してくれたかのようだった。

白馬鑓ヶ岳山頂は雨と霧で何も見えず。写真も撮れずに通過。ガレ場をしばらく降り、縦走路との分岐点から鑓温泉方面へ降っていく。

4年ほど前に一度同じ道を歩いたことがあったが、この道は雨が降ると結構危ない。特に鑓温泉手前の鎖場はかなり滑りやすく、しっかりと3点支持で降っていかないととてもじゃないが通過できない。片足が滑るなどしょっちゅうだった。

2009hakubayarionsen1 朝早く出ただけあって、12時前には鑓温泉に到着してしまった。

小屋に入る手前で、2人の男性に話しかけられた。聞けば雑誌「ブルータス」の記者さんだそうで、記事の企画でこの温泉まで取材に来たのだそうだ。

「上から降りて来た登山者」ということで、1枚写真を撮られてしまった。「掲載されたらお送りしますね」と僕の自宅の住所を控えると、間もなく彼らは下山していった。下山の道のりも結構長丁場なので、この時間から下山すれば恐らく駐車場に着くのは薄暗くなってからだろう。記者も仕事とはいえ大変である。

小屋はもう翌日に営業終了というタイミングだったので、スタッフが片付けを始めていた。この小屋は夏の間だけ小屋を組み立てて営業し(白馬尻小屋もそうだが)、営業期間が過ぎれば跡形もなく解体してしまうのだ。

温泉は源泉をそのまま引き込んで掛け流している。お風呂に入りきらないお湯はそのまま川に流れ落ちていて(そっちの方が量が遥かに多い)、本当の天然の秘境の温泉なわけなのだが、どこか「もったいない」という気持ちが僕の中で否定できない。

まあここまで歩いてこれた人だけの特権、ということで割り切ろう。

2009hakubayarionsen2_2 しかしこの温泉、熱すぎる。50度近くあるんじゃなかろうか。10分もかけて足までつかり、もう10分かけて温度に慣れようとしたが1分と入っていられないほどの熱さだった。

そういえば前回訪れたときもかなり熱かったと記憶していたが、入るまですっかり頭から抜けてしまっていた。

とてもじゃないが入っていられないので早々と小屋の中へ引き返し、雨で湿気た着物を乾かしつつ、この日は早々に寝た。

3日目。相変わらず雨。しかし昨日のような風は無いのでいたって快適だ。

2009hakubayarionsen3朝食を食べた後ゆっくりと出発。今日は降りるだけなので気が楽だ。鑓温泉直下の草地は、もう晩秋で紅葉真っ盛りの時期なのに、辺り一面高山植物の花が咲き乱れていた。ここの辺り温泉の地熱で暖かいらしい。

途中大きな土砂崩れが2ヶ所あり、道がだいぶ変わってしまっていた。それでも11時過ぎには猿倉に到着。スリップに気をつけて歩いたせいか長く感じたので意外だった。

Carefreecafe 帰りはまずケアフリーカフェでランチ。ここは昨年から度々使っている喫茶店で、高床式のログハウスの中で寛げて気持ちがいい。

その後倉下の湯で温泉にゆっくり浸かる。平日だったのでほとんど貸し切りだった。だいぶ体が冷えていたらしい。なかなか温まらず、30分は入りっぱなしだった。僕にしては珍しい。

弟と別れたのは3時頃。どこも寄らず一気に帰ったので、5時半には群馬の家に着いていた。

~2ヵ月後。

Brutus1Brutus2  ネパールから帰ってきてみると、「BRUTUS」という本が一冊届いている。

すっかり忘れていたが思い出し、自分が載っているであろう鑓温泉のページを見ると・・・、載っていた。

僕のレインコートだけが小ーさく。この程度ならわざわざ送ってもらわなくても( ;´Д`)。

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2010年4月 3日 (土)

白馬岳~白馬鑓温泉トレッキング 1日目

もう半年も前になってしまうが、9月に弟と白馬岳へ登ってきた話。

当時弟は岐阜に住んでいたので(今は群馬だが)、朝8時に白馬村八方尾根入口の駐車場で弟と待ち合わせた。冬場は知らないがここはこの時期無料で開放されているため便利だ。

あまり眠れなかったので、少々眠い。猿倉までは弟の車に乗せてもらい一台で向かった。

猿倉登山口からいきなり雨。この年はどういうわけか雨の日が多かった。このひと月前に雨の中大峰奥駈を歩いていたため、そんなに抵抗は無い。慣れとは恐ろしいものである。

一応登山届けを書き、ゆっくりと砂利道の車道を歩き始める。1時間で登山道に変わる。

もう1時間かからずに白馬尻へ。雨はいよいよ本降りになっていた。まだ11時前だったが、この先雨露をしのぐ場所もないし、早めの昼食。コンビニ弁当。白馬尻小屋のスタッフに話しかけられ、中で暖をとりながらお茶をいただいた。9月末の平日だったので、スタッフも暇そうだった。

白馬尻から15分ほど歩き、白馬大雪渓のとっつきへ。先端はもうほとんど溶けていて、とても近づけたものじゃない。しばらく雪渓の脇の斜面を伝って歩いていくが、道はほとんど崩落しており自分でルートファインディングしながら登っていかなければならなかった。

1時間ほど登ってようやく雪渓へ。雨も降っていたので滑りやすい。携帯した軽アイゼンが役に立った。弟は持ってこなかったので、片方づつ分けて装着したのだが、それでも歩きやすさに雲泥の差がある。

2009hakubadaisekkei2 雪渓の中腹でシンガポールから来たという中国系の人2人とすれ違った。途中で道が判らなくなり引き返してきたらしい。確かに初めてで周辺に誰も歩いていないようだったら僕でも引き返すかもしれない。

今から登るのか?と驚かれたのだが、そんなに時間が無い訳ではないんだが。たぶんルートを知らないんじゃないかと弟と話していた。

2009hakubadaisekkei2009hakubatozandou  やがて雪渓を渡りきり、ガレ場の登山道へ。以前の道は土砂崩れで使えなくなっており、急遽脇に道が新設されていた。この道を見つけるのに少々手間取った。これでは外国人には難しいんじゃなかろうか。

急ごしらえの道らしく傾斜がひどく歩きにくい。ゆっくりと登っていく。そのうち雨は止み、雲の間から周辺の山が見え出した。小さいが青空も少しのぞいている。周辺も少し明るくなり、真っ赤に染まったナナカマドが映えて素晴らしかった。

2009hakubananakamado 新設の道でだいぶロスしたようで、この辺りで時間は3時を周ってしまった。陽は日に日に短くなってきているので少しペースを上げた。息を切らすトレッキングはあまりやりたくはなかったが。

白馬岳山荘に到着したのは5時前だった。周囲は全く何も見えない。明日の天気もこんな感じだろうか。

白馬岳山荘に宿泊した登山客は僕たちを入れても10人いなかった。日本一の収容人数を誇る山小屋だけに返って持て余してしまい、少々寂しい。2階の個室状に分けられた部屋が丸々貸切だった。

2日目へ続く。

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