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2010年12月 4日 (土)

タイ~カンボジアへ (4日目 カンボジア・アンコールワット)

カンボジア、シェムリアップへ向かう飛行機は満席だった。あっという間に着いてしまうので、機内食などのサービスがやたらと忙しい。

飛行機から見るシェムリアップは、水浸しの大地に見えた。建物も、森も少ない。ちょうど田植えの時期なのだろうか。

シェムリアップの空港は、かなり綺麗だ。入国審査は結構厳密に行われているようで、ビザの発行までに6人くらいの手にパスポートが渡った。それぞれ細かく分担作業しているらしい。仕事が少ないカンボジアなので、これくらいで丁度良いのかもしれない。

タクシーをチャーターして、ホテルに向かう。シェムリアップの街中は、空港周辺郊外の農村風景とは別世界で、ここだけタイの街中(決してバンコクではないが)にいるような感じがする。

Soh_0041_213 入ったホテルは、何と「ボレイ・アンコール」という5つ星のホテルだった。一緒に同行したしょーごさんに任せていたから何も考えていなかったのだが、ちょっと予算的に大丈夫か心配になってきた。

しょーごさんも、3つ星の以前宿泊していたホテルに予約していたら、来てみたら5つ星になっていたようで驚いていた。どうもつい先日リニューアルオープンして、5つ星になったらしい。

でももっと驚いたのは、この事情を話して交渉してみたら1泊$70でいい、ということになった事だ。

部屋はそれはもう素晴らしいものだが、男一人でこの部屋を使うのはちょっと寂しい気がする。少なくとも僕には完全に持て余している。我ながら貧乏性がである。

一息ついたところで、アンコールワットへ。途中で入場料を取られる。結構高い。

Soh_0053_223Soh_0048_218  大きな堀を渡って中に入る。でかい。行ったことのある人なら誰でもそう感じるが、これだけの石を運んで積み上げて、模様を彫り上げて形にするのにどれだけの労力と時間がかかったのだろうか。想像するだけで気が遠くなってくる。

Soh_0076_246Soh_0067_237  まずは中心を囲むように伸びている回廊を一周してみる。回廊の壁にはインド、ヒンドゥー教の叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」のレリーフが緻密に描かれている。

面白いのは、場所によってレリーフの絵柄と彫り方が変わっていること。これは各地域の民族毎に担当の場所を担って彫ったからだそうで、緻密に仕上げた箇所もあれば、いい加減な箇所もあって、民族の個性が出ているのだ。

Soh_0093_262Soh_0104_271  裏側に現地でいうところの天地創造神話、「乳海攪拌」のレリーフがあって最大の見所の訳なのだが、運悪く丁度修復中で、全体を見ることはできなかった。一部、悪魔側が引いている側だけ少し見れたから良しとしよう。

正面に戻ったところでいよいよ中に入る。

内部も見事としか言いようが無いほどレリーフの施された回廊を抜け、沐浴場跡を過ぎた右手に、大きな菩薩様が祀られていた。たぶんこれは後世のものだろうが、その手前の柱に墨で書いたと思われる文字があった。

Soh_0096_263Soh_0082_252  すぐには判らなかったが、どうやらこれが1600年代の江戸時代に、ここを訪れた武士が書いた落書きらしい。「森本右近太夫一房」という人物だそうだ。文字の上には何の不満があったのか黒く塗り潰されていて、とても読みにくい。最近まで無かったそうなので、嫌ないたずらをするものだ。

さらに中心部へ。アンコールワットは真上から見ると、巨大な曼荼羅の構造をしている。その中心部にはひときわ大きな塔が5つ、サイコロの目と同じ位置に聳えている。もちろん真ん中がいちばん大きい。

残念ながらここも修復工事中で、入ることができなかった。実は小さい方の塔が2ヶ所、入ることができたのだが、すごい混雑だったので諦めた。

Soh_0112_276Soh_0144_302  アンコールワットは今世界的な観光地となっているが、これほどのものがこの熱帯雨林の中でよく残っていられたものだと、スケールに圧倒されながら思った。

もちろん保存するために修復したりいろいろ努力がなされているからなのだろうが。因みにシェムリアップの遺跡を修復している国はそれぞれ担当の遺跡が決められていて、アンコールワットを担当している国は日本なのだそうだ。ちょっと誇らしい。

Soh_0134_293 日は傾いてアンコールは赤く輝きだす。このまま夕日に映えた姿を見ていたかったが、夜に「アプサラダンス」を見ながら食事することになっていた。

アプサラダンスはアンコールワットのレリーフにもあったマハーバーラタ、ラーマーヤナの物語を表現した伝統舞踊だ。

かつてポルポト政権時代にこのダンスを受け継ぐ踊り手がことごとく処刑されてしまったので、一時失われる危機があったそうなのだが、辛うじて知っている人と壁画のレリーフを参考にして、最近ようやく復活したらしい。

結構長い踊りだが、彼女達はそれぞれ寸分の息の乱れもなく、完璧に踊り上げていた(素人目だが)。ようやく復活した踊りを根付かせるのに今は必死なのだろう。

そう思って観ていると妙に感動してしまった。変な話、観光客擦れする前の見事な踊りを見ることができて良かった。今がいちばん良い時期かもしれない。

Soh_0165_319 余談だがここでは写真撮影してもOKで、丁度最後の決めポーズが決まった!と思ってシャッターを降ろしたら、下からおっさんの頭ヌーっと!ちくしょういいカットだったのに!

5日目に続く

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