フォト
無料ブログはココログ

« 2011年 チベット カイラストレッキング 11日目~13日目(最終日) マナサルワール湖~ダム | トップページ | 展示会のお知らせ »

2014年4月 1日 (火)

2013年 インド ラダックヒマラヤ マルカバレートレッキング レー滞在

2013年10月。今回は嫁と二人でインド、ラダック地方を旅した。

Dsc_0052 ラダックは昔からのチベット文化や遺跡が多く残っているエリアで、以前から行ってみたい場所だった。

現在中国領になっているチベットは、寺院にあった昔からのものは多く破壊されてしまっている。インド領だったラダックだけ、幸運にもオリジナルの文化や寺院が残されたのだ。

成田~バンコク~インド、デリーへ。
バンコクでの乗り換えはスムーズにでき、予定通りにデリーの空港へ。
デリー空港は以前の汚く薄暗い場所とは変わっていて、明るく綺麗な空港になっていた。
少し緊張して入国したのだが、少し拍子抜けだった。
ただ、空港から外はどんな感じなのかは判らない。ガイドを見た限りでは以前と同じで悪質な客引きやタクシーが多いようだ。

Dsc_0108 時間は現地時間夜8時半。僕たちは入国審査を受けてすぐの空港ロビーで、国内線に乗り換えるために乗り換え口を捜した。
国内線のターミナルにすぐに行けると思っていたのだが、なんと警備員が出発の2時間前でないと入れてくれなかった。
時間があれば市内へ入り一泊して戻れば良いのだが、朝5時のフライトなので3時には来なければならずそれも出来ない。
おかげで僕たちは空港のロビーで6時間以上も待たなければならなくなっってしまった。
ロビーはベンチもカフェも、売店も24時間開いているので不便はないのだが、いかんせん横になる場所が無い。
国内線ターミナル入り口付近にレストルームもあるにはあるが、とても高い。しかもソファがあるだけで横になるには少し工夫がいる。
デリーの空港で夕方以降に着く場合、翌日早朝のフライトを使う場合はかなり不便だった。次回からは少し一考を案じた方が良さそうだ。

Dsc_0087 飛行機は約1時間半でレーの空港に到着した。
いきなり3,200mへ降り立ってしまったため、結構息苦しい。
そして早朝は寒い。日本を出発する際に多少着込んではいたが、バンコク、デリーと暑い場所が続いたため余計寒く感じる。
ラダックの季節は晩秋。冬の到来が間近のシーズン終了直前だった。
荷物受取所で簡単な書類を書かされ荷物を受け取り、空港の外へ。

すぐに迎えのガイドさんが声をかけてくれた。日本人は僕らだけだったのですぐに判ったのだろう。
ガイドさんは「ヤンペル」さんといって、日本人の奥さんとヒドゥン・ヒマラヤという旅行会社を営んでいる方だ。
会話は英語だけと聞いていたが、日本語はほとんど通じた。もちろん判らないこともあったが、英語の単語を話せばすぐに理解してもらえる。
顔つきも日本人そっくりだし割とひょうきんで、とっつきやすいお兄ちゃんのような印象だ。

ヤンペルさんの案内で、予約をしていた「シャンティ・ゲストハウス」へ向かった。
この宿はレー中心部から離れてはいるが、歩いて行けない距離ではなく静かで落ち着いた宿だ。
宿のご主人やスタッフも、慣れている感じでリクエストにも気軽に応じてくれて信頼できる。

部屋は2階の角、暖房、バストイレ付きの一番良い部屋を用意してもらった。
値段もそれなりにしたが、標高も高く長旅の疲労で体調を崩してしまったら身も蓋もないので、ある程度は許容範囲としようと決めたのだ。
だが、シーズンオフ直前だったからかもしれないが、停電が頻繁に起きる。
ネパールと違い予測がつかず、いつ電気が消えるか、いつ電気が点くかまるで判らない。
宿にはWifiも付いてはいるが、インターネットに繋がることも稀な状況だ。
そのためバッテリーのチャージやシャワーなどは電気が来ているうちに済ませておくなど、いろいろ対策を考えなければならなった。
これも不便な辺境の地で、普段と変わらない環境を手に入れているのだから、多少の不便は受け入れよう。

僕たちは高度順応のためにここで3泊する。いきなり出発すると高山病にかかる可能性が非常に高い。最低3日は滞在し、高度に体を慣らしておく必要があるからだ。
朝食は宿代に付いていた。簡素なチャパティとミルクティー、たまご焼きだけだがこれが素朴で美味しい。
ここでヤンペルさんと別れ、午前中いっぱい宿のベッドで熟睡した。徹夜がかりの移動で疲労困憊だった。

Dsc_0004 目が覚めて宿の庭で昼食(チョーメンとトゥクパ)を取った後、シャンティー・ストゥーパという仏塔が近いというので散歩がてら出掛けてみることにした。
高度順応はその場に留まる場合、昼のうちに少し高い場所に行っていた方が、夜寝るときの負担が軽くなるのだ。

宿のおばさんに行き方を確認し、車道をゆっくり歩いて40分ほどかけてストゥーパに向かった。
Dsc_0017 シャンティー・ストゥーパはレーの街西方の小高い丘にある仏塔で、日本山妙法寺が1985年に建てたのだそうだが、何故か解らないが現在は袂を分かっているらしい。
レーの街が一望できるしテラスは清潔なので、温かい日はここでゆっくり過ごすのも悪くない。
Dsc_0021 Dsc_0022 帰りは宿に直接降りることができる歩道を使ったのだが、結構な傾斜のある階段を長く歩かされた。これが登りだったら高山病になったかもしれない。

翌日はヤンペルさんの友人が宿に迎えに来てくれて、トレッキングに必要なものの買い出しをした。
といっても大体は日本から持ってきているので、日用品やガイドマップだけだったが。
Dsc_0048 中心街の店は流石に営業していたが、町中を少し外れた観光客用の店などは軒並み閉店し寂しい有様だった。
これから冬支度で日を追って閉まる店は増えていくそうなので、10月になってからのラダックの旅は注意した方が良さそうだ。

3日目、トレッキングを翌日に控え準備も済ませたので、この日はゆっくりとレーの王宮辺りを散策することにした。
町中へは歩いて30分くらいかかってしまうが、散歩には丁度良い。
Dsc_0049 イスラムの寺院の脇道から小路へ入り、王宮の真下辺りから遺跡のような民家の中を潜り抜け坂道を登ると、レー王宮の入り口に出た。
100ルピーの入場料を支払い門へ。つい10年くらい前まで人が入るのも危険な廃墟だったそうだが、今では修復も進み当時の綺麗な王宮に戻りつつある。
Dsc_0058 レー王宮は17世紀にセンゲ・ナムギャル王によって建てられた王宮で、チベットのポタラ宮のモデルになったとされている遺跡だ。
内部は調度品などはほとんど無いのだが、迷宮のように入り組んでいる通路や部屋を散策していると、インディージョーンズの世界のように探検している感じで楽しい。
Dsc_0064 Dsc_0074 所々ミュージアムのとして整備されていて、以前がどんな感じだったのか解るのが良い。壁には所々、当時のままの壁画が残っている。
Dsc_0067 王宮上部の隅には小さなゴンパもあって、千手観音の様な白傘ガイ仏母(びゃくさんがいぶつも)がご本尊で祀られていた。このゴンパも古そうだ。

レー王宮を出た後、車道の脇道より伸びる歩道からナムギャル・ツェモ・ゴンパへ向かった。
Dsc_0083 Dsc_0095 なかなかの急坂で、空気の薄いこの場所で慣れない身ではゆっくりでなければとても歩けない。
じりじりと詰め寄るように、休憩しながら登っていった。
ようやく辿り着いたゴンパからの眺めは素晴らしかった。先日行ったシャンティストゥーパからレーの街全体、空港まで見渡せる。
Dsc_0089 Dsc_0096 壁が紅く塗られたゴンパにはチャンバ(弥勒菩薩)が祀られているそうだが、残念ながら鍵がかかっていた。留守のようだ。
その裏にある対照的に白く塗られた砦跡も入れない。でもここは崩壊が進んでいそうな遺跡で、危険だから閉鎖しているのかもしれない。遺跡とはいえ砦のテラスは健在で、あの上に行けばさぞ素晴らしい展望に違いない。
Dsc_0092 Dsc_0103 ゴンパと遺跡をしばらく外から観察した後、僕たちは尾根の反対側へ降った。この道は来た道と対照的に綺麗に整備された階段が下まで伸びていた。
降りきった下の集落の路地にはストゥーパやマニ石が至る所に積まれていた。昔から由緒あるゴンパだったに違いない。

Dsc_0110 僕たちはそこから一旦街の中心地へと戻り昼食を取った後(途中インド映画の撮影をやっていて少し見学していた)、早めに宿に帰り翌日の準備をした。

明日はいよいよトレッキング出発だ。

****************************

管理人のネットショップ

ネパール・ヒマラヤ雑貨専門店「カラパタール」

http://nepalzakka.sakura.ne.jp/

****************************

« 2011年 チベット カイラストレッキング 11日目~13日目(最終日) マナサルワール湖~ダム | トップページ | 展示会のお知らせ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/30365/55602526

この記事へのトラックバック一覧です: 2013年 インド ラダックヒマラヤ マルカバレートレッキング レー滞在:

« 2011年 チベット カイラストレッキング 11日目~13日目(最終日) マナサルワール湖~ダム | トップページ | 展示会のお知らせ »

ウェブページ

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31